こんにちは、株式会社テクノソリューションズのマーケティング担当です。
今日は「3Dプリンタ選定コンシェルジュサービス」についてご紹介したいと思います。
このサービスについて簡単に説明させていただくと、ヒヤリングを基にお客様に最適な3Dプリンタを選定するサービスです。
実際に3Dプリンタを導入されたお客様の最新事例もご紹介しますので、ぜひご覧ください。
3Dプリンタ導入前の悩み
導入前のお客様はこんな悩みを持たれることが多いです。
✔3Dプリンタに興味はあるけれど、どのようにして活用すればいいのか?
✔どういった機種を選べばいいものか?
✔どの方式のプリンタを選べばよいか?
✔活用範囲はどうするか?
✔予算はどのくらいを考えればいいのか?
✔どんな素材が使えるの?
などなど、導入前の悩みは尽きないと思います。
現在、かなり多くのメーカーから様々な3Dプリンタが販売されており、家電量販店やネットでも気軽に購入することができます。それだけ身近になった製品とも言えるかもしれません。
しかし、気軽に購入できるのは良いのですが、なんとなく、、、、で機種を選定してしまうと次第に使わなくなってしまうケースも多々あります。年々3Dプリンタの活用範囲は広がってきており、近年は製造業の現場でも多く活用されてきています。
以前は主に、形状確認や試作品の作成に活用されていましたが、昨今では精度や強度、使用できる素材の広がりから3Dプリンタを活用してできることはかなり広がってきています。
「3Dプリンタ選定コンシェルジュサービス」の選定例
ここで一つ、選定例をご紹介いたします。
【お客様のニーズ】
✔強度を必要とする治具や設備を内製化したい
✔予算は500万円以下
✔後処理やメンテナンスの手間が少ない方式
上記をご希望のお客様がいらした場合、Markforge社の「Mark Two」をお奨めしております。
こちらの機種は、カーボンの長い繊維を出力できるので非常に高強度の部品を製造することが出来ます。
何と、アルミの切削パーツ並みの強度まで出すことが可能な機種です。
一般的にはFFF方式の3Dプリンタの場合、積層の跡が残ってしまうというのが問題になることが多いですが、「Mark Two」で実際に出力した造形品をご覧いただいて分かる通り、非常に滑らかな表面仕上げとなっております。
展示会で「Mark Two」の造形品を出展していると「本当にFFFで作ったの?」とか「後処理しているんですよね?」なんてことをよく聞かれるくらい、綺麗な表面で造形できます。 また、非常に強度が必要とされる治具への活用も可能です。
こちらの写真は、溶接治具に活用した事例です。矢印の部分で示した部品を「Mark Two」で造形しています。
従来の樹脂タイプのプリンタで造形したモノはボルトで締め付けると割れてしまうのですが、Markforged社のプリンタで出力した造形品は、割れることなく締め付けにも耐える強度を備えた素材が使用できます。
3Dプリンタ選定コンシェルジュサービスをご利用いただいた場合、このような形でお客様のプリンタ選定を、解決したい課題や悩みを基にご提案致します。
また、失敗しないプリンタ選びをしたい方にも「3Dプリンタ選定コンシェルジュサービス」はおススメです。
なぜなら、テクノソリューションズではメーカーや機種にとらわれない形でご提案することが可能だからです。
導入してよかった、と思っていただけるよう選定のお手伝いをさせていただきますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
お問い合わせはこちらからどうぞ。
実機を見てみたいというご要望も大歓迎です!
複数のメーカー、複数の機種を実際にご覧いただけるショールームへのご案内が可能です。
さて、最後に実際に3Dプリンタを導入されたお客様の最新導入事例をご紹介させていただきます。
どうぞご参考になさってみてください。
【お客様事例】内製化による業務プロセスの効率アップ
弊社のお客様、株式会社メトロール 様の事例をご紹介いたします。
株式会社メトロール 様は、工作機械向けの精密位置決めセンサの開発・製造でグローバルにシェアを持つ国内メーカーです。
株式会社メトロール 様のホームページはこちら
設備・治具設計にて3D CAD導入による効果を発揮された結果(詳細は 株式会社メトロール 様(SOLIDWORKS)の導入事例をご覧ください)2022年には社内で3D設計の拡張の機運が高まり、これからは生産技術だけでなく、製品開発プロセスを全て3D化していこうという強い意志がありました。
meviyの活用だけでなく3Dプリンタで部品を内製化しようと考えられ、カーボンファイバーを出力できる3Dプリンタ 「Markforged X7」も同時に導入いただきました。
その結果、社内の3D設計は大きく前進されたそうです。
導入の経緯や、効果を出すまでの詳細は 株式会社メトロール 様導入事例ページをご覧ください。