3D CADソフト「ZW3D」おススメ機能3選!

2023.12.8

3D CAD

皆さま、こんにちは。株式会社テクノソリューションズの3Dモノ創りチームです。 
本日は弊社取り扱いの3D CADソフト「ZW3D」についてご紹介していきたいと思います。 
ZW3Dは、ZWSOFT社が開発を行っているミッドレンジCADで、弊社では2023年の8月から取り扱いを始めた製品です。 

ZWSOFT社は、もともとAutoCAD互換を持っている「ZWCAD」という二次元CADのソフトを販売している会社ですので、そちらの存在は既にご存知の方もいらっしゃるかもしれませんね。 
SOLIDWORKSほどの知名度はありませんが、三次元での設計に必要とされる機能は概ね揃っており、世界各国業種を問わず様々な企業で使用されている3D CADです。 

【1】ZW3Dとは?


ZWSOFT社は、ZW3DをCAxソリューションと位置付けています。 

 ・CAD – Computer Aided Design 

 ・CAE – Computer Aided Engineering 

 ・CAM – Computer Aided Machining 

と、単一の環境で3Dモデリング、2D図面、組み立てモデル、金型設計、リバースエンジニアリング、構造解析、機械加工プログラムなどを行うことができる総合的なソリューションツールです。そのため、設計・製造プロセスの様々なシーンで活用できます。 

なお、3D CADの導入メリットは一般的に以下のことを挙げられることが多いです。 

ZW3Dも、このメリットを享受することのできる3D CADです。
そして特徴的なのは、それを比較的安価で提供することができるという点です。
ミッドレンジCADも昨今は高額になってきていますので、金額的に迷われている方にはおススメの製品です。

またZW3Dは、パラメトリックフィーチャーベースを基本的なモデリング手法として位置付けています。
別の3D CADをお使いの方でも、これまで行っていたこととほぼ同じことはできますので、ご安心ください。
そしてここで、ZW3Dのおススメ機能3つをご紹介したいと思います。

【2】ZW3Dのおススメ機能3つ!


2-1. データ管理

一般的なCADでは、部品や図面、アセンブリなどはそれぞれ拡張子の異なるファイルで管理されることが多いと思いますが、ZW3Dは1つのファイルで管理できます。(下図参照)

小規模なアセンブリ設計や部品と図面を一対でまとめておけるので、後でファイルを整理する際に、参照ファイルを探したりする手間や操作が不要です。もちろん、拡張子で分けることも可能です!

もう少し詳しくお伝えすると、一般的なCADで採用されているデータ管理と、ZW3Dのデータ管理は下図のような違いがあります。どちらも、3Dモデルや図面、アセンブリのデータが参照関係をもっていることに変わりはありませんが、ファイルが複数あるか1つなのかが大きな違いです。

※矢印はデータの参照を示しています。


2-2. ダイレクトエディット機能

展示会などでお客様から寄せられる声に、こんなお悩みがありました↓

穴の位置を移動したり、ボスの高さや径、溝の向きを揃えるなど、ちょっとした修正をしたいのですが、現在使用しているCADだと結構大変なんです!”

こちらのお客様は、データを外部から提供され、他部署では取引先と同じCADをお持ちのようですが、ご自身がお使いのCADでは使いづらいと感じていらっしゃいました。

部署や会社が異なる場合、様々な理由から同じCADをお持ちであるとは限りません。データを受け取ったのはいいけれど、追加の設計や修正が必要な場合、結構手間取ることがありそうです。何しろ履歴が無いため、少しだけ面移動をさせるにも、あれこれコマンドを駆使しなければならなかったりしますよね。

そんな時には、ZW3Dのダイレクトエディット機能が役に立つかもしれません!こちらを使うと面の移動が比較的簡単にできるのです。平面や円筒面などで構成された部品であれば、とても心強い味方になります。

▼全長の変更、勾配追加、高さや幅の整列、穴の移動、削除、穴属性追加などを動画でご覧いただけます。
※音声はありません。


2-3. モーフ機能

ダイレクトエディットが面を移動することにフォーカスした機能であることに対して、モーフは面を変形させることにフォーカスした機能です。ちょっとした変形、あるいは既存形状に巻き付けたいという場合に役立ちます

下記の動画では、予め作成したグーチョキパーの3Dモデルを、目的の形状に巻き付ける様子をご紹介しています。

曲面上でこのような複雑な形状を定義して作成するのはとても難しいですが、モーフの一部であるラップ機能を利用すると、とても簡単だと感じていただけると思います。

▼モーフ機能を動画でご紹介しています。ぜひ再生してご覧ください。※音声はありません。

シンボルやキャラクター、ロゴなどを製品に付けたい場合はとても有用です。
曲面なりに変形しますので、きっちりした寸法で図形を定義したい場合は別の方法になります。
結構融通が利きそうだな、と感じていただければ嬉しいです。

まだまだZW3Dについてご紹介したいことは沢山あるのですが、今回はここまでとさせていただきます。
またの機会にご紹介いたしますので、お楽しみに!

【3】ZW3D紹介アーカイブ動画&無料体験版のご案内


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最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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