特徴
Fuse 1+の基本
サポート材なしで複雑なデザインの造形を可能に
レーザー焼結(SLS)方式は、パウダー材料にレーザーを直接あて、一層一層焼き固める技術のため、造形物をまわりの材料が支えてくれます。そのためサポート材を必要とせず、パーツを統合した一体部品や可動部品などの、複雑な形状の造形が一度で可能です。
” Surface Armor テクノロジー” を搭載
Formlabs が独自開発した” Surface Armor テクノロジー” を搭載。
「 Fuse 1+」による造形では、半焼結シェルを生成してパーツ表面を保護しながら造形を行う” Surface Armor テクノロジー” により、造形したパーツの品質や機械的特性を確保します。
シンプルなワークフロー
「Fuse 1+」本体に備わった直感的なUI タッチスクリーンでセットアップも簡単。Formlabs オリジナルの無料ソフトウェア「PreForm」に、造形データをインポートするだけで、造形時の方向や配置設定、印刷時間の見積もりなどがワンクリックで可能です。
セットアップから造形完了までストレスフリーで操作ができます。
連続プリントを可能にする設計
後処理を担うパウダー回収ステーション「Fuse Sift」と互換性がある「Fuse 1+」のビルドチャンバーは簡単に相互への取り外し取り付けが可能です。
これにより、複数のビルドチャンバーの所有で連続プリントを可能にします。
また、業界トップクラスのクールダウン時間により、前回のプリントから1~2 時間で造形開始を可能にします。
機種紹介
短時間で1層の造形を完了するレーザー制御と最大12.5m/秒のスキャンスピードを持つ30W出力のパワフルなレーザーで高精度な造形品を24時間以内に製造します。試作品製造におけるスピード向上、そして、少量生産における生産性向上を実現します。
「Fuse Sift」は「Fuse1+」専用の安全かつ効率的なパウダー回収ステーションです。
部品の抽出、粉末回収、保管、ミキシングなどの後処理に必要な工程を直観的なタッチスクリーンを使い、ワンクリックで行えます。
「Fuse1+」と互換性が高く、「Fuse Sift」を活用することにより、連続造形を可能にします。
専用パウダー材料
概要仕様 | Fuse 1+ |
プリント寸法 | W64.5 x D68.5 x H106.5 cm ( スタンド込みでH165.5cm) 最小アクセス寸法は、125.5 x 149.5 x 187 cm |
重量 | 120kg( ビルドチャンバーとパウダーを含まず) |
技術方式 | Selective Laser Sintering(SLS) |
ビルド容積 | W165 x D165 x H300 mm |
積層ピッチ | 110μm |
プリント寸法 | 0.5L/ 時間 |
レーザーの種類 | イッテルビウムファイバ 10W クラス1 レーザー製品 |
レーザー焦点サイズ | 247μm |
最大造形サイズ | W159 x D159 x H295 mm |
ホッパー容量 | 14.5L |
素材リフレッシュ率 | 30%-50% |
サポート | サポート材不要 |
ハードウェア仕様 | Fuse 1+ |
最小アクセス寸法 | W125.5 x D149.5 x H187 cm |
造形前ヒーティング時間 | <60 分 |
温度調整 | クオーツヒーター 抵抗性エアヒーター |
電源・消費電力 | JP:100VAC, 15A(専用回路) |
レーザー仕様 | イッテルビウムファイバー (定格条件10,000 時間超) EN 60825-1:2014 年認証 クラス1 レーザー製品 波長1070nm 最大30w 3.24mrad ビーム発散角(公称値、フルアングル) |
接続 | Wi-Fi (2.4 GHz) Ethernet (1000 Mbit) USB 2.0 |
操作 | 10.1 インチの双方向性 タッチスクリーン 解像度1280 × 800 |
警告 | 画面表示警告 SMS/dashboard からのEメール コンピュータービジョンライブ映像 先行保全アラート |
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関連情報
製品カタログ
Fuse Seriesカタログ(PDF 7.63MB)